2022年度 活動状況 (概略)

会員相互のコミュニケーションを図るためのページです。会員が活動された内容をいち早くアップさせ、情報共有します。

 

※画像のX(矢印)マークをクリックすると大きくなります                     2023年3月27日更新

 

〇令和4年度 防災活動発表会模様

 令和5年3月18日(土)10時から12時まで三重大学地域イノベーションホール3Fの会場で、4名の防災塾の修了生から活動紹介があり、約50名の参加者で盛大に開催されました。

4名の発表者とテーマは次のとおりです。

 ①「防災教育活動について」大須賀由美子様

 ②「春告鳥の活動について」三浦洋子様

 ③「地域での防災活動の紹介」四十山義則様

 ④「防災ノートの支援活動の紹介」森川英二様

 発表後には津市立明小学校 川本校長から発表者に賞賛のお言葉等を頂きました。


〇三重さきもり倶楽部会員現況アンケート結果

 

 三重さきもり倶楽部が2011年2月に創設されてから12年経ち、そこで会員皆様の活動の現況等を把握させて頂くため、水谷委員長をトップに総務委員会でアンケートの内容を検討し、防災塾事務局の森口さんの指導を受け今回は紙でなくWEBでアンケートを、2023年1月から2月にかけて実施いたしました。

 

 同時期に、会員通知用のメーリングリストの見直しを実施し、

メールが届いていないと思われる方約80名に、防災塾事務局の中川さんと森口さんの支援を受け郵送でメールの確認を致しました。住所が変更になり連絡できない方、亡くなった方、退会を申し込まれた方は会員から外す処理を実施し、現時点で230人の会員数となっております。

 

 アンケートは、72名の会員の皆様から回答を頂き、回答率は31%(72/230)でした。お忙しい中、たくさんのご意見を頂きありがとうございました。

 

 アンケート結果をまとめたものは右図のとおりです。

 今回のアンケート結果をもとに、倶楽部の体制、運営そして会員の皆様への研修や勉強会の進め方などの参考として検討を進め、総会等で議論してゆきたいと考えております。

 

 なお、約9年前の2014年秋ごろにも実施しておりますので、今回の結果との比較について、三重さきもり倶楽部通信の第21号に掲載しておりますので、是非ご覧ください。

                (総務委員会委員 松浦)


〇みえ地震・津波対策の日シンポジウム模様

 

 みえ防災・減災センター主催の地震・津波対策の日シンポジウムが、川越町あいあいホールで1月28日(土)13時から16時にかけて、開催されました。テーマは「次世代人材の育成」で、地震・津波に対して私たちが身の安全を守るため何ができるかを考えるのが目的でした。

 俱楽部からも多数参加され、防災塾2期生の森川さんがシンポジウムの模様の一部を撮影され動画編集されたものが、以下のURLで紹介されていますのでクリックして是非ご覧ください。

 https://youtu.be/tP5j77YQ7lg

 


〇松阪市下村町自治会防災研修会への参加

 

 11月13日(日)10時から12時にかけて、松阪市下村町自治会の防災研修会に、防災塾2期生の三浦さんが主宰する「春告鳥」のメンバーとさきもり倶楽部から数名の応援者で参加しました。

 研修会のメイン講師を三浦さん、自治会の参加者を7班に分けた各班に「春告鳥」とさきもり倶楽部のメンバーがファシリテーターとして入り研修を行いました。

 内容は「SaTa-SEN」(災害疑似体験)を用いて個人で考え各班で議論し学び、最後に「災害に備えて今日帰って実施すること」を個人が具体的に決意表明しました。参加者一人一人が熱心に考え、各班で議論し充実した研修であったと感じました。



〇令和4年度三重県・尾鷲市・紀北町・大紀町・南伊勢町総合防災訓練への参加

 10月23日(日)に三重県と4町による南海トラフ地震想定の総合防災訓練が尾鷲三田火力発電所跡地をメイン会場に、南伊勢町南島体育センター等の10地点のサブ会場で実施された。みえ防災減災センター、みえ防災塾と三重さきもり塾の合同でメイン会場にブースを設置し、防災・減災の啓発と防災塾やさきもり塾への参加勧奨を行った。

 会場が分散されていたため、例年に比べ来場者数が少なく寂しかったが、ブースに来て頂いた方の中で、防災コーディネータの資格を持つ方が、防災塾の応用コースに入りたいと言われたので研修内容の説明を行った。

 



〇鈴鹿市太陽の街第三自治会への防災講話の実施

 鈴鹿市防災危機管理課からの依頼で2022年10月8日に、太陽の街第三自治会に防災講話を行いました。

 自治会長さんより、基本的な災害についてと食品の備蓄とトイレについて話して欲しいと言われたので、パワポを作成し臨みました。防災講話は初めてでしたので色々不安もありましたが、防災危機管理課の方とも打ち合わせを行い、ただ話を聞いているだけでは疲れてくるかもしれないので、途中クイズや緊急地震速報が鳴ってから地震が揺れる20秒間で自分は何が出来るか想像してもらったり、段ボールトイレを持参して凝固剤で水を固める所も見てもらいました。60分の中でお伝えできることはごく一部でしたが、熱心に聞いていただけてありがたかったです。

 今後もこのような機会がありましたら、体験してもらう事を交えつつわかりやすい講話をしていきたいです。

                 防災塾1期修了 中川洋香



〇令和4年度三重さきもり倶楽部スキルアップ研修会第1回

 映画上映会「まだ見ぬまちへ」
 三重さきもり倶楽部会員スキルアップ研修の第1回目として、青池憲司監督の映画「まだ見ぬまちへ」(上映時間:2.5h)を三重大学地域イノベーションホール3Fにおいて、久しぶりの対面で8月20日(土)9:00~12:00に開催しました。

 この映画は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた、宮城県石巻市門脇地区の震災後の復興を、「人とコミュニティの再生」をテーマに2014年3月から6年半にわたって描いた作品です。

 8月18日に三重県でコロナの新規感染が4642人と最多を更新している中での開催したこともあり、9名の参加者と少なめでしたが、上映後の意見交換では全員から活発な感想や意見を頂き、充実した時間を過ごすことができました。



〇三重県・三重大学みえ防災・減災センター研究成果公開シンポジウム

 

  2022611日(土)13時~16時 三重大学三翠ホールにて久々に対面で開催されました。

  前半の研究成果シンポジウムでは、さきもり特別研究成果報告にて、防災塾7期生でさきもり倶楽部に入会された野呂昌彦さんが「尊い命を救う津波率先避難者の養成に関する研究」、加藤輝幸さんが「消防団を中核とした地区防災力の向上」のテーマで発表されました。

 野呂さん、松阪高校放送部で制作された防災教育映像の放映もあり、出演された劇団ミュージカルBe One Labの小中学生からの防災教育映像制作の感想や防災へのメッセージは非常に感動しました。

同時に未来を担う小中学生向けの防災教育の重要性を改めて認識しました。                     (松浦 記)



◆2022年度三重さきもり倶楽部総会開催

 

 2022年6月11日(土)10:00~11:00 コロナウィルス感染予防のため、昨年に引き続きZOOMによる遠隔オンライン方式で24名の会員の出席にて、令和 3 年度修了生幹事について、昨年度の活動実績と今年度の活動予定、アンケートの実施について意見交換を実施しました。詳細については、会員限定のコーナに資料や議事録をアップしてあります。

 


「津波率先避難者の養成」 防災教材映像の制作

 昨年、東日本大震災から10年が経過し、特別番組で生き残った方々のドキュメント映像を見た夜、津波に襲われ亡くなった方々の夢を見ました。3日間ほど続き、それを携帯のメモに書き「天国からのメッセージ」と記録に残しました。

その後、「生存者バイアス」という心理学に出会い、浅野塾長から「発信力のある演劇にできないか。」とのアドバイスを受け、宮岡教授のお陰で母校の松阪高校放送部の顧問の先生に出会いました。顧問の先生から「演劇」の方は私にとのことで、松阪市民センターに出向き助言していただき、「松阪ドラマシティ」「劇団ミュージカルBeOneLab」の方々と出会い、2週間ほどで「奇跡の防災教材の制作チーム」が生まれました。制作チームの一人ひとりが「津波死者数を一人でも減らしたい。」との「想い」が「連鎖」を生み出しました。小学校 6年生対象の「防災教材」として、10年後、20年後に「津波率先避難者」になると確信し、これからも取り組んでまいりたいと思います。         防災塾7期修了 野呂 昌彦