※画像のX(矢印)マークをクリックすると大きくなります 2024年12月6日更新
〇令和6年倶楽部研修会の開催
令和6年11月30日(土)13:00~15:00に企画委員会のメンバーが企画運営をして頂き、久しぶりに倶楽部の研修会を開催することができました。
講演は、明和町立大淀小学校の八木先生と中部電力パワーグリッド㈱の加藤様にお願いして実施して頂きました。
(X印クリックで拡大可能⇒)
〇昭和東南海地震80年シンポジウムに参加して
令和6年11月24日(日)12:00~17:30に三重県・三重大学、みえ防災・減災センター主催のシンポジウムが三重県総合文化センターで開催されました。シンポジウム開始前の12時から14時まで防災スタンプラリーが行われ、倶楽部から段ボールベットと倶楽部の活動模様のポスター展示&説明を行いました。説明を行いながら、倶楽部の紹介パンフレットとさきもり倶楽部通信23号をセットでお渡しし、倶楽部のPRを実施しました。
14時からのシンポジウムは、防災減災の有名な関西大学特任教授の河田先生と名古屋大学名誉教授の福和先生の南海トラフに関する内容で講演を聞き、その後三重大学教授の川口先生がコーディネーターを務めて頂き、3人のパネリストを迎えパネルディスカッションがあり、有意義な時間を過ごすことができました。河田、福和 両先生からの辛口のコメントが随所にあり、特に「市民活動、企業、行政で今まで隠していた都合の悪いころを表に出して議論を進めて実践していくことが大事」というところに共感を覚えました。 (松浦記)
〇能登復興のための支援金の寄付について
令和6年の元日に能登半島地震が発生し、復興の兆しが少し見えてきた時期の9月21日に豪雨に見舞われた能登で、特に輪島市を中心に災害ボランティア活動をされている「NPOありんこ」に、会員の皆様からの支援金を、本日銀行振り込みを実施しました。
倶楽部会員10名と葛葉先生(塾長)から合計5.5万円も集まりました。ご協力いただいた方々には本当にお礼申し上げます。
今回寄付させて頂いた「NPOありんこ」は倶楽部から9月と10月にボランティア活動した際に協力頂きお世話になったNPOで、代表者の堀口さんは、自ら災害復旧活動をされている本当にスーパーウーマンです。まだ豪雨による泥まみれの家屋が多く残っていると聞いており、今後の積雪の季節を考えると、前途多難だと思います。少しでも早い復興を祈念しております。
なお、右のカラムに「NPOありんこ」への振り込み証明書を添付してあります。(松浦記)
〇令和6年度津市総合防災訓練に参加して
令和6年11月16日(土)9:00~11:30に陸上自衛隊久居駐屯地(津市久居新町)で小雨の中、津市総合防災訓練が開催され、中勢支部のメンバーが参加しました。展示ブースでは津市から提供を受けた賞味期限が近い保存食の説明と提供、段ボール製の火起こし体験、非常トイレやマイまっぷラン+の説明、能登半島地震の被災地現場写真の展示を行いました。防災訓練に参加された方が例年より少ない中でしたが、ブースに家族連れや短大生が訪れて、熱心に火起こし体験や、保存食の説明を受けて頂きました。今回の訓練も例年とおり、中勢支部の林さんが津市への保存食の提供交渉や、企画から展示物の準備等を実施して頂き、本当に感謝です。
(編集・広報:松浦記入)
〇津市立一身田小学校 タウンウォッチング&防災マップ作成
令和6年10月10日(木)9:30~15:20において、津市立一身田小学校6年生3クラス児童約90名に対し、タウンウォッチングと防災マップの作成の支援をみえ防災コーディネーターと三重のさきもりにて実施しました。
本施策は、一身田地区連合自治会と一身田地区自主防災会の協力を得て実施しました。
実施概要は以下のとおりです。
①支援者・協力者 全体打合せ 8:30~9:30
②タウンウォッチング 9班 9:30~12 : 20
③防災マップ作成・発表 9班 13 : 40~15 : 20
(森川英二)
〇津市立豊津小学校「タウンウォッチング」へ参加
令和6年9月19日(木)8:40~11:30において、津市立豊津小学校5年生児童約27名、学校関係者4名に対し、ブロック塀調査を主とした防災タウンウォッチングの支援をみえ防災コーディネーターと三重のさきもりにて実施しました。本施策は、豊津小学校からの南海トラフ地震に備えて、子供たちの身近にある「ブロック塀」に着目し、専門家の方と一緒に通学路を歩き、どのようなブロック塀が自分たちの身の回りにあるかを知る目的で依頼が倶楽部の林さんにありました。そこで一級建築士である山本覚康様と林満様に協力をお願いし実現できました。タウンウォッチング後の児童からの感想を聞くと、着眼点も良く学習されていたことに驚きました。本結果を10月11日(金)10時から12時に開催された「とよつ小 防災フェスティバル」に、参加した児童から発表が
行われました。 (林光男、住山雅一)
〇能登半島災害ボランティア活動②報告(概要)
令和6年10月7日(月)~8日(火)に倶楽部会員3名(小河、住山、松浦)で、9月21日の豪雨により甚大な被害に見舞われた輪島市役所周辺の店舗、住居の土砂清掃を主としたボランティア活動に行って来ました。浸水した壁面まで水をかけブラシで洗い流し、床にたまった泥水を掻き出す作業の繰り返しで、本当に疲れましたが被害に遭われた家主からの「ありがとう」という言葉に励まされ、参加した3人頑張りました。8日は、9月21日に豪雨の中、災害復旧のお手伝いをした「もんぜん楓の家」を訪問して、今回も井村屋様から寄贈されたぜんざい等のお菓子をお渡ししてきました。
戻ってきて今回も活動でお世話になった「災害支援NPOありんこ」の堀口代表を通じ支援した方からの感謝の言葉を頂きましたので記します。
『もうあきらめようと思っていたんです』
『ちゃんと地獄に落ちたな…と思いました』
『もっと酷い状態のかたもおられるから、自分達でやらないと…と思って』
『これ(被災したおうち)を見ていると、心が折れてしまって、生きていける気がしなかった』
『来てくれて、綺麗になる家を見て、こんなに気持ちが助けられると思わなかった』
『ドブ臭かった家から木材の香りがする…本当に嬉しい。家だ、と感じる』
『生きていける…というか、生き返った。と思いました』
『ここまでやって下さったのを糧に、先は長いけれど、ちゃんと前向きに、頑張れます。』
皆さん、涙ぐまれて、固く手を握ってお礼を伝えてくださいます。地震とは違う追い詰められ方です…寄り添うこちらも、手付かずの現場を最初に目にする時は立ち尽くします…やる!!と決めて貰う勇気と気合いを届けに行くのも、私達ボランティアの役目です。一緒に、お願い致します。
〇能登半島災害ボランティア活動①報告(概要)
令和6年9月20日(金)~23日(日)に倶楽部会員7名(男性5、女性2)とさきもり塾当時の事務担当者(女性1)合計8名で、輪島市門前町にボランティア活動に行って無事戻ってまいりました。21日と22日は、石川県では線状降水帯が発生し豪雨に見舞われ、活動実施が危ぶまれましたが、予定通り進めることができました。
活動の模様は別途参加者からの感想等をまとめ、臨時さきもり倶楽部通信として発行する予定です。ここでは、今回訪問した仮設住宅の住民から頂いたお礼の言葉を紹介させて頂きます。
「20時頃今日は来られなかったMさんというお母さんから、今回協力頂いたNPOありんこの堀口さんに涙声のお電話を戴きました。
『私(堀口さん)が作ったリースを大切にしてくださる事。こんな酷い大雨の中来てくださった皆さんにお礼を伝えて欲しい事。こんな辛い状況下の中で、嬉しい事が舞い込んで来た事に救われる思いだった事。自分でも作るのが楽しみだから、キットを入れてくれて嬉しかった事。公費解体を待つ家だったけれど、大切な物を沢山片付けて入れておいたトランクと、いつか運びたいと思っていた大事な家具。今月保険をかけたばかりだった軽トラまでもが流されて、水が引いてきた川沿いを、今日一日、ずっと歩いて探していた事。こんな酷い仕打ちがあるのかと…何も見つからず、失意の中で帰って来て、本当に思いがけないお土産を貰ったのだと。』」
クリックすると画像が拡大して見ることができます⇒
〇防災ワークショップ in NPO法人ときわ会藍ちゃんの家
令和6年9月14日(土)13時から14時に、伊勢市上地町の「NPO法人ときわ会藍ちゃんの家」の城田学童部において、「災害に対する家族の危機管理と防災実験を楽しもう」というテーマで、小学生15名と先生を交えて講演をしてきました。初めに中川夫妻から今までの家族で体験した地震(阪神淡路・東日本大震災)について説明して頂き、その後に松浦から液状化現象、下水道管からのあふれ現象、建物の揺れ(共振)というテーマで実験を実施しました。子供たちは実験器具の傍まで来て熱心に喜んで聞いてくれました。その後、子供たちは段ボールを使って避難所の仕切りをグループで作り、防災体験を楽しくしていました。
〇令和6年能登半島地震 活動報告・意見交換会に参加して
令和6年7月5日(金)の18時から20時に、みえ災害ボランティア支援センター主催の活動報告・意見交換会に参加しました。倶楽部その中で私が令和6年4月23日(火)~26日(金)に輪島市へ災害ボランティア活動してきた内容を報告しました。さきもり倶楽部のことがあまり知られていないと感じていたので、少し倶楽部の紹介時間を多くとったので、10分間の発表時間でボランティア活で感じたことを述べる時間が少なくなってしまいました。
私が今回のボランティア活動支援内容で感じた「違和感」に対して、発表後の意見交換で議論があり、いろいろな考え方があると感じました。
また全体の発表の中で一番感動したのは、伊賀市にある愛農学園農業高校の生徒2人からの活動報告で、『被災者に助けられた面もあり、ボランティア修了後温かい気持ちになったので、ボランティアにまた行きたい』という感想でした。今の若者も「たいしたもんだ」と認識させられました。
私の発表模様は、次のURLでご覧ください。(約10分間) https://youtu.be/IkeEfdUW5_k
(松浦 記)
〇輪島災害支援ボランティア活動報告について
みえ災害ボランティア支援センター主催の輪島市における災害ボランティア活動への参加の打診があり、令和6年4月23日(火)~26日(金)で実施してきましたのでご報告いたします。
同センターから「平日.4日間で家屋の片付け作業」という内容で回答期間が短かったため、アンケート結果で前述の要求条件に合う方に個別に対応しました。しかし調整できなかったため倶楽部からは松浦1人で参加しました。詳細は右資料のとおりです。なお一部の会員におかれては、能登へボランティア活動をすでに実施して頂いている方もみえると聞いております。現在試行実施という位置づけで運用していますが、それらの方を含め、会員の皆様と総会等で議論していきたいと考えています。 (松浦 記)
三重さきもり倶楽部事務局
〒514-8507 津市栗真町屋町1577
三重大学地域イノベーション研究開発拠点A棟3階
(旧 社会連携研究センター3階)
TEL:059-231-9952
FAX:059-231-9954
mail : bosai_juku@dimo.mie-u.ac.jp
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